社内で、キーワード毎の推移を調査していて下がった時には、担当者は頭を悩ます時もあると思います。
Googleの検索順位の変動は、色々な要素が考えられます。
(今回は中級編なので、ある程度専門用語を知っている方向けです。
難しいと感じる方や、これから始める方はSEOで最初にやる事から。)
SEO担当者としては、アナリティクスやウェブマスターなどから、どんどんキーワードを増やしてそれぞれ毎の
推移を検証しなければなりません。
ランディングページから、コンバージョンに繋がるキーワードは、会社にとってとても重要です。
特にビックキーワードの下降は頭の痛いところです。今回は、それぞれ順番に、説明していきます。
まず、全体的に順位の下降があった場合には、自動、手動ペナルティを考える事になります。
ウェブマスターツールに、ペナルティのメールが届いているか確認します。
その際には、ウェブマスターツールの「検索トラフィック」⇒「手動による対策」の順に見て、手動の部分の確認も忘れないようにしましょう。
もしも、確認された時には、大変な作業になりますが、インターネットからの売り上げを上げて行く為には、
ペナルティ解除に向けて必死に努力しなければなりません。絶対に諦めないで頑張りましょう。
解除に関しては、またの機会に詳しくご説明しますが、自分のHPがそういう状態で困っている時には、ご連絡下さい。
簡単にアドバイス程度は、無料で致します。もちろん社内で努力をしなければなりませんが・・・・。
他社に頼めば数十万の費用は取られると思いますが、自社で努力する場合は費用はかかりません。
ちなみにペナルティ解除を諦めた場合は、多数のキーワードにも影響は及んでいきますので諦めずに頑張りましょう。
何も表示がされていない時には、次に最新の被リンクを確認しましょう。
怪しい被リンクは否認リンクツールが、今はありますが本当に理解して行わなければ、悪影響が出る可能性がありますので
否認リンクツールを利用する場合は必ずよく理解した上で行わなければいけないので、十分ご注意下さい。
(例えば、過去にSEO会社の外部対策によって、順位が上がっていた場合など・・・)
怪しいリンクが無ければ、次にサイト内に重複コンテンツが無いかを今一度、確認しましょう。
ページが膨大になればなるほど大変な作業になりますが、ページを自動生成していた場合などは重複コンテンツや、
質の低いコンテンツなどが大量にある可能性があります。
最新SEOは、重複や質の低い大量ページを減らす事から始める事から考えるケースも多いです。
その他、コピペサイトが自社より上位に表示されていないかの確認も行います。主要な文章がネット上で、他より
下になっていないかの検証も必要です。
他には、HPを作ってindexされしばらくの間、基本的には、以前にも書いたように最新の情報は優先表示される傾向が強いので、
昔からのHP制作会社でもそこで認識されたキーワードは、最初は結構上位に表示されます。でも、作りっぱなしで、
しかも作り方を間違えている場合は、ビックキーワードを中心に徐々に下がっていきます。
あまり関係のないニュースの更新だけでは、ウェブの効果はそれほどありません。
「以前は、この順位にいたんだけどなぁ・・」と言う言葉を耳にする事が多いです。
そういうケースでは無く、他のキーワードが安定していて順位が不安定なキーワードについて考えます。
例えばある「ワード」が、LP不一致などもそうですが、ふらふらと順位を行ったり来たりしているのは、
Googleの順位を決めるのにまるでテストしているかのように感じます。この「ワード」は、何位が適正だろうと
色々な要素でテストしてみて、最終的に落ち着いたり、下がってきたりします。
そんな時には、その「ワード」を深く考えてHPの中での意味を検討します。ちょっと抽象的ですが、
HPの中で他社より適正でなければ、変化をつける事も考えます。(キーワードを増やすという事ではありません)
そういう点から考えると、アルゴリズムはどんどん進化していますし、その「ワード」の順位が下がったのは、なるほどと感じます。
こんな面倒な作業は、ほとんどの外注「SEO会社」は、絶対にやらないと思います。
社内で、真剣にHPを良くしていく努力をしていく覚悟を持って進める様にしたいところです。
最後にこういうブログを見る皆さんは、当然ご存じだと思いますが、去年末から検索順位の地域制が強化された事と、
4月21日から世界的にスマホ適正化してないサイトは、PCとスマホで検索順位が変わる事をGoogleが正式発表
しています。(と言いながら、弊社も1サイトがまだ終わっていません(笑)・・・って笑ってる場合じゃありませんが・・・・。