PPC広告(クリック課金型)について、ここでは主にリスティング広告について話します。
Google では、AdWordsと言いyahooではプロモーション広告と言いますが、
今回は社内でコンバージョン(お問合せやカートで購入や見積もり依頼など)に繋がる「キーワード」の
考え方やHPを育てていく為のヒントなどについて説明いたします。
社内で、リスティング広告をやられている方も多いと思いますが、代理店からの営業の電話も多いと思います。でも・・・
何社も試しましたが、社内で深く研究したほうが良いと思います。何故リスティング広告をやるのかと言うと、
自社のサイトで見えないコンバージョン(成約)に繋がるワードが見つかったりするからです。
最初はGoogleならキーワードプランナー、yahooならキーワードアドバイスツールを使い、大きなキーワードの関連キーワードや
複合ワードで幅広く見つけます。
実はこれも大事なサイト作りに関連していますが、詳しくはまたの機会に説明します。そこからだんだん絞り込んでいくのですが、
自社のサイトで本当に効果があるキーワードに気が付いて無い事が多いと思います。
仕事として社員にやらせると決まった事しかやらなくなり、事務作業化してしまいがちです。
例えば、入札単価の調整ばかりを延々とやり続けていたり、無駄な費用を払い続けているのも知らなかったりします。
Google Adwordsでは、キーワードの追加をお知らせしてくれますが、本当に自社のコンバージョンに繋がりそうなワードか
深く考えるべきです。
例えば、「経営コンサルタント」でGoogleで調べると、一番下に図の様な関連する検索キーワードが出てきます。
これは、経営コンサルタントで他によく調べられる関連キーワードです。ひとつひとつの意味を考えて見ましょう。
仮に、経営コンサルタントのHPを運営していて、お客様を探している場合には、図の左の2番目の「経営コンサルタント 年収」は、
コンサルになりたい人とか、どの位儲かるのか?とかクリック数は上がりそうですが、あまりコンバージョンには、繋がらなそうですね。
反対に「経営コンサルタント料金」は、真剣に考えている人が多そうです。「経営コンサルタントランキング」のキーワードも、
どうせ頼むなら腕の良い人や評判の良さそうな人に頼みたいですからね。
そのように、自社のサイトを考えた時にコンバージョンに繋がる「キーワード」を選別しましょう。
そうする事で無駄なクリックや余計な広告宣伝費を省くことが出来ます。リスティング広告のメリットとしては、
ある「キーワード」のコンバージョンが高いのに自社のサイトで順位が低い時や、大きなイベントの時に上位に表示出来るので
有効に活用したいところです。
また、HPのページを増やす際の大事なヒントにもなります。リスティング広告のやり方ひとつとっても膨大な情報量になりますので、
この件については続編で今後アップしていきます。でも、まずは分析出来る様にGoogleアナリティクスやウェブマスターツールの
登録をやられていない企業は分析出来る体制にしてからにしましょう。