今回は、「アクセス解析からホームページを育てる」について説明します。
社内で力を入れて作成したホームページであれば、専門的なサイトになっているはずですが、
そこから育てていく事が、ウェブマスター(ここでは社内Web担当者)の大事な仕事です。
普通の会社であれば、最初から完璧なスタートする事は、なかなか難しい事だと思いますが、
まずはきちんとホームページの安全運転が出来る様に、Googleガイドラインをよく読んで無謀運転にならないように
気を付ける事です。こちらで詳しく書いています。
例え、HP作成業者に依頼してもその業者は本当のプロなのか分かりません。
HP作成業者のせいでは無く、自社で責任を持ってホームページの運営に励みましょう。
ホームページのアクセス解析と言っても、どんな事が出来るのかと言うと、
何人来たか、新規かリピーターか、滞在時間やどこから来たか、男女比、年齢別、地域別と様々な事が出来ます。
リアルタイムで今、何人がホームページを見に来ているかも分かります。
でも、ただ眺めて「今日はアクセスが多いね」とか「女性が少ない」とか眺めてても意味がありません。
今回は、無料のアナリティクスからホームページを育てる上で大事な、どんなキーワードで導入しているか、
又、顧客になり損ねたお客様をアクセス解析からどうやって判断していくかを考えます。
そもそも、基本的にホームページに載っていないキーワードは基本的に検索エンジンでヒットしないと考えましょう。
(同意語や読み方が違うとか類義語などは、別として可能性はありますが・・。)
ホームページのアクセス解析で大事なのは、全ての事業にも大事なPDCA(計画、実行、評価、改善)です。
直帰率(サイトに入って、すぐに出る確率)や、滞在時間(サイトにいる時間)の改善もこれに当たりますが、
それとは別の、アクセス解析からの導入アップを図る為に、どんなキーワードからサイトに訪れてるか、
または逃しているのかを見つけましょう。
Search Console(旧ウェブマスターツール)やアナリティクス等の準備が出来ている事を前提に進めます。
(まだ、導入してないウェブマスターは、このブログの下のほうを見ましょう)
Search Console(旧ウェブマスターツール)の管理画面での見方は、
検索トラフィック ⇒ 検索アナリティクスの順番で
・・・と、言ってもご存じない方は、ウェブマスターツール(現在は、Search Consoleに名称が変わっています)、
Google Analyticsティクス、アクセス解析ソフトGRC(20キーワードまで無料)を導入してみましょう。
ここまでやれば、これで最低限のホームページのアクセス解析の準備が出来ます。
もし、Yahooプロモーション広告(リスティング広告)をやられている場合は、Yahooアクセス解析は
非常に視覚で見やすく、初心者に分かり易い便利なツールですので、是非登録しましょう。
他にも、スマホビルダーと簡単に既存のサイトをスマホ化してくれる機能も、無料で便利です。
Googleがスマホ化してないサイトの順位に影響が出るという時から、
ためしにいくつかのサイトをスマホビルダーを
使って試していますが、Search Console上でも、問題無しと判断されています。
※残念ながら2017年現在は、スマホビルダーの機能は終了しております。
基本的には、今ある自社のサイトのホームページの充実化(ユーザーの為に分かり辛ければ、
HPを分かり易く直したり、文章を分かりやすく追加したり、図で説明等・・)
を図る事が、ユーザーの為になるので上位に表示されやすくなり結果として売上に繋がる事になります。
他にも既存のページに足りないことは、どんどん追加していきましょう。
新しいニュースや新製品などの情報を更新し続けられるサイトは、ユーザーからも評価されます。
普段から社内のWeb担当者は、最低限アクセス解析の活用法を詳しく検討しましょう。
これから始める方や、分からない方は
初心者向け用の分かりやすいSEO対策を見て、スタートしましょう。